2013年5月27日月曜日

2号ポケットパーク竣工式

平成25526日、2号ポケットパークの竣工式を行いました。
当日はたくさんの住民、保内園芸組合青年部、左官同業組合青年部の方々に参加していただき、過去最高ともいえる人口密度だったのではないでしょうか。
大勢集まっていただいた参加者の方々


当日の作業内容は、暗渠排水の作成、点字タイルの設置、メインツリーであるヤマザクラの植樹です。

兼子実行委員長から挨拶をいただき、作業に取り掛かります。
暗渠排水は舗装面との際部分の土を掘ってその中に砂利を敷き、作成していきました。

暗渠排水作成の様子
点字タイルは学生が位置を決めた後、住民と左官同業組合青年部の方に協力していただきながら、モルタルを敷いた場所に設置していき、タイルと溝の間を丁寧に埋めていきます。その後、タイルの周りの溝部分には五十嵐川の砂利を敷き詰めていきました。
点字タイル設置の様子
トンボ玉タイル
点字タイルには五十嵐川の石と、西村研究室の学生が作成したトンボ玉が埋めてられています。石のタイルは里山である「シゲクラヤマ」の文字が点字で記されており、トンボ玉のタイルは重倉山の入り口と2つある頂上の標高を表現しています。三条のまちから重倉山へとつながり、頂上へと登っていくことをイメージし、緑だけでなく、足元でも楽しんでいただけるようデザインしました。

 そして、デザインの中心であるヤマザクラを移植します。これでメインツリーの、ヤマザクラ、オオカメノキ、ナツハゼ3本がそろいました。当初予定していた3本の中でナナカマドが見つからないというハプニングもありましたが、代役として4月~6月にかけてかわいい白い花を咲かせるオオカメノキを見つけることができ、華やかな3本のメインツリーになりました。
ヤマザクラ植樹の様子
作業終了後にはたくさんの住民の方々から、「おめでとう」のお言葉と笑顔をいただき、改めて、竣工できた喜びを感じています。地区の方々から赤飯をごちそうになり、今までのことを思い出しながらおいしくいただきました。
集合写真

 今日で2号ポケットパークの施工作業は終了しましたが、これからが2号ポケットパークの始まりです。季節によって緑は表情を変え、いろんな顔を私たちに見せてくれることと思います。そんな重倉山の樹木や下草が無事にこの場に根付くよう、みなさん見守ってあげていてください。

最後になりましたが、2号ポケットパークの施工にあたり、ご協力してくださった方々に深く御礼申し上げます。皆さんのお力添えがあったおかげで、無事に竣工することができました。本当にありがとうございました。

今後もポケットパーク活動をよろしくお願い致します。

2013年5月17日金曜日

栃尾まちあるき

平成25年5月16日(木)、今年度の雁木制作に参加する学生が表町を訪問し、昼食会とまちあるきを行いました。


天候が優れなかったため昼食会は栃尾文化センターとなりましたが、婦人会の方から美味しいおにぎりと油揚げをいただき住民アドバイザーと学生で親睦を深めました。




その後、学生と住民が一緒になって表町を歩き、美しい町並みや歴代の雁木作品を探索しました。学生は初めての栃尾に興味津々の様子でアドバイザーからの説明に熱心に耳を傾けていました。


2013年5月12日日曜日

樹木下草採取②


平成25年5月11日、前回の樹木採取で見つけられなかった樹木と下草を重倉山で採取しました。重倉山はすっかり雪も溶けて、良い天気の中の樹木採取となりました。

樹木採取の説明

前回の里山歩きで見つける事ができなかったナツハゼやナナカマドも見つかり、全国的に気温が上がってきていることもあり、元気な植物や下草が数多く見つけることができました。参加した住民の方や学生は「この花は綺麗だね」と会話をしながら、新緑にあふれる里山を散策しながら楽しんで樹木を採取している様子でした。

樹木下草採取の様子

その後、工事中の2号ポケットパークに移動して樹木や下草を植えました。樹木や下草の種類や特徴を考えて配置しなければならないため植栽の知識が必要とされましたが、住民の方や園芸組合の方の知識をお借りしながら何とか作業を進められました。また、前回悪天候により行うことが出来なかった桜の花びらを型取った飛び石の設置も行いました。設計者の柿崎さん、珊瑚さん、高橋さんからの細かい指示の下、位置や向きなどに注意しながら作業を進めていきました。

植樹の様子

桜の花の飛び石設置

今年の3月から進められてきた2号ポケットパークの施工も残すところシンボルツリーのヤマザクラの植樹とタイル設置のみとなりました。今年度の施工作業も完成を待つばかりです。